絶対パス・相対パスについて使い方を覚えよう
今回は絶対パス・相対パスについて学んでいきたいと思います。使い方によっては相対パスが都合良かったり絶対パスの方が運用的に良いという場合があるので覚えておきましょう。
パスとは英語でpathと書き、道や通り道と言う意味があります。なんとなくイメージできましたか?パスはその情報やファイルがどこにあるのかをたどっていきます。
絶対パスは目的地の情報をURLで指す
絶対パスとは下記のように指定します。
https://theme.cocole.org/website/web-chap1/step05/top.html
これは現在閲覧しているページのURLです。これが絶対パスと言われているものです。
https://からはじまりwebsiteと言うディレクトリ、web-chap1と言うディレクトリ、step05のディレクトリ内にあるtop.htmlと辿っていくかたちが絶対パスです。
アフィリエイトなどで外部のサービスを利用する際は絶対パスで画像のURLが書かれている場合があります。他のサイトにリンクを設置する祭によく使いますね。
絶対パスで注意したいことはURLが必ず存在しているかチェックする必要があります。また今後指定したURLの移動がある場合は修正が必要になってきます。
相対パスは今いる階層の目的地をたどる
絶対パスと違い相対パスは階層を基準に目的地を辿ります。先程の絶対パスのURLを参考にしてみます。
/website/web-chap1/step05/top.html
この場合でもファイルの指定をすることが出来ます。
websiteと言うディレクトリのweb-chap1ディレクトリにあるstep05ディレクト内のtop.htmlを指しています。
絶対パスとやっていることは同じですが相対パスの方がサイトを運営していく場合には得策です。https://theme.cocole.org/などURLから指定してしまうと、URLを変更したときに全ページを修正する事になります。
相対パスも同様、ファイルが存在しているかチェックする必要があります。階層で指定しているのでその場所に指定したものがなければ開くことが出来ません。
言葉にすると難しいですが、URLで目的地を指すのが絶対パスで、階層で目的地を指すのが相対パスです。
相対パスでコーディングすることが多いかと思いますが絶対パスの仕組みもぜひ理解しておいてください。