小規模フィットネスクラブ ホームページの作り方 其の1
本業はサイト制作などを行っている @cocolejp 。前回はバナーのデザインを行ってみましたが、今回はお店のサイトを作っていきたいと思います。
今回はその1回目!どうやってサイトを作っていくのかをご紹介していきます。次回からは実際にサンプルを交えながら紹介していきます。
どのようなサイトにしていくか
今ご覧になっているページをサイトと言われる方も多いかと思います。でも実際はブログと言う日記、ログを残していくものになります。
私たちの業界ではサイトをサイトと言っていることが多いので、以後サイトをサイトと記載しますので予めご了承ください。考えながら書いていくとごちゃごちゃになってしまうので……
いきなり話がそれましたがサイトの作り方に入っていきたいと思います。しかしいきなりサイトを作っていくのではなく土台作りをしていきます。
フィットネスクラブのサイトだけではざっくりしすぎなのでもっと内容を詰めていきます。この土台作りをしっかりしておけば今後のサイトの発展にも役立ってくるのでしっかり考えていきましょう。
トップページだけの1ページにすべてを盛り込みたいのか、料金ページなど別にしてコンテンツを充実させたいのかさまざまあります。最近ではブログをメインとした企業サイトも増えてきています。この話はまた別の機会にまとめたいと思います。
ドメインとレンタルサーバーの選定
どのようなサイトにしていくか考えている時に、レンタルサーバーやドメインのことも考えなければなりません。
レンタルサーバーやドメインは簡単に言うと、レンタルサーバーはマンション、ドメインは表札や住所と当てはめるとわかりやすいかと思います。
厳密には書きませんが、レンタルサーバーはサイトを公開するにあたっての格納庫のようなものです。マンションでいう住居です。マンションなので複数の人が住んでいます。同じ型式の住居で差別的なことはありません。家具などがサイトを公開する道具などに当たります。
次にドメインですが、自分の住んでいるところはここですと教えるための住所になります。ドメインは世界で1つだけの住所なので複製などはできません。1つだけしかないので名づけるのも早い者勝ちです。名刺などでも覚えてもらいやすいツールにもなります。
サイトを作るには多少の言語を記述して構築します。サイト制作ソフトで有名なホームページビルダーなどはその言語のサポートをしてくれるソフトです。視覚的に操作ができるので初心者の方にも安心してサイトを作ることができます。
余談ですが、サイト制作に興味ある方はWordPress(ワードプレス)を聞いたことがあるかと思いますが、ワードプレスに関してはプログラムで動作しているコンテンツマネージメントシステム(CMS)と言われているものです。
本来ワードプレスはブログを運営するためのシステムなのですが、カスタマイズ性も高く企業サイト構築などにもよく使われるようになりました。ホワイトハウスがワードプレスを利用したことも話題になりました。ただプログラムで動作している分安易に使うと動作しなくなってしまう場合もあるので注意が必要です。
どうしてもお金をかけなくてサイトを運用していきたいという方は「無料サイトスペース」で検索すると無料でレンタルできるサイトを発見することができます。有名どころだとFC2サイトが有名かもしれません。
無料でサイトを作れる分、それなりにメリットもありますがデメリットが多かったりもしますので注意が必要です。SEOの観点から弱かったりもします。
ドメインとレンタルサーバーはなくともサイトの運用は可能ですが、商売などをされる場合、自分をPRしたいとお考えの方は営業ツールとしてドメインくらいはあっても良いかと思います。
サイトを立ち上げなくとも、ドメインはメールアドレスとして使うこともできるので人に覚えてもらいやすくなるメリットもあります。
低価格でも使えるレンタルサーバー
レンタルサーバーは数百円単位から使えるところが多くなってきました。いくつか仕事でも利用しているレンタルサーバー会社を紹介します。
ロリポップ
低価格レンタルサーバーの先駆けとも言われている、昔から有名な会社です。実績も200万サイト以上とモンスター級です。利用者も有名どころがあったりするので安心して使えます。
エコノミープランなら月額100円で利用することができますが、スタンダードプランがワードプレスも快適に利用できるのでおすすめです。それでも月額500円はリーズナブル。
エックスサーバー
次に紹介するのはワードプレスを使ってサイト運営をしていきたい方におすすめ。月額は1,000円からと先ほどのロリポップよりかは高いですが、使い勝手やサービスが魅力的です。当サイトのココルもエックスサーバーを利用しています。
もちろんワードプレス以外での運用にも向いています。最初は運用はお任せしてゆくゆくはワードプレスで自社運用がしたい方にもお勧めできます。
デザインを起こし制作していく
構想が出来上がったら画面に起こしていきます。Webデザインの醍醐味です。流行のデザインを追いかけるのも良いですし、自分のオリジナルで制作していくのも良いです。
Webデザインに迷ったら、依頼する人にどのようなデザインか伝えたい場合は参考サイトを見ておくと良いかと思います。Web Design Clipなどが有名です。依頼される場合は参考にしたいサイトのURLを一緒に送ると相手にイメージが伝えやすいです。
デザインを起こすツールとしてはアドビから発売されているPhotoshop(フォトショップ)などが有名です。もちろん無料のデザインソフトなどもあるのでそちらを活用しても良いです。アドビのソフトウェアは月額で料金が発生します。
デザインが上がったら、今度はサイト上に公開するための作業に移ります。コーディングと言われる作業になります。先ほどのデザインを起こすのはあくまでも見た目のデザインです。サイト上にアップロードしても見るだけの代物です…それを機能させるのがコーディング作業です。
HTMLやCSSなど聞いたことはありますでしょうか?プログラム言語です。ホームページビルダーでもそのHTMLやCSSを組み立ててサイトを制作することができます。
この工程がサイト制作の上で最も重要で制作期間が長いところになります。
レンタルサーバーにアップして公開!
だいぶはしおってしまいましたが、デザインを起こして、デザインをもとにHTML、CSSコーディングを行いページが完成したらいよいよ公開です。
先ほど紹介したレンタルサーバーにHTMLやCSS、画像をアップロードしたら全世界にホームページが公開されます。
一昔前は作ったらそれで良かった場合もありましたが、現在ではサイトを運用していくことが重要になってきています。ページの更新が重要になってきます。
新着情報の掲載以外にもどのようなサイトなのかをGoogleなどの検索エンジンにアプローチしなければなりません。ブログを書くこともSEOの観点から多少なりとも有効かと思われます。
またツイッターやインスタグラムなどのSNSを活用していくことによってもサイトをアピール、店舗をアピールすることができるので是非活用して頂きたいツールです。
次回からは具体的にデザインを起こしてサイトを公開するまでを紹介していきたいと思います。サイト制作やデザインにお困りの方、ココルでも承っておりますのでお気軽にご相談ください!